【ブログ】3Dモデリング
2022/07/12
製図の工夫と付加価値を追求する。
これまでの当社の製図は、2次元ソフトで製図(場合によってはアイソメ図を用意)が主になります。いまでも土木建築資材に携わる多くの中小企業においては同様の製図手法ではないでしょうか。
当社が取り扱う土木資材の多くは工事入札時に図面が出来上がっていることが多く、元請様より図面を受領して照査の上で微調整程度で製造できる為、従来の2次元ソフトで問題ありません。また、図面が無い設計を要する製品の場合においても、2次元ソフトでの設計協議が中心となります。
但し、追加発注案件やイレギュラーな手書きイメージによる協議、設計を要するご要望も多く、実際に製造するためには製図が必要になります。
「このような事をしたいのですが、構造から考えてもらえませんか?」
「設計製図もお願いできませんか?」
このような様々なご要望にお応えするためにも、当社では「3Dモデリングからの製図」を強化してまいります!
これまでの製図では、設計により確定した立体構造物を頭の中でイメージし、それを3面図に落とし込んでいく作業です。
これを3次元CADソフトでダイレクトにモデリングし、そこから製図化する事になります。しかもレンダリングによってリアルなCG画像による打合せが簡単にできるようになります。
また、3Dモデリングにより干渉箇所の発見、組立不具合を製造前に確認できるため、納品後の想定外トラブルを回避する事に貢献できます。
いかに従来コストを変えずに実現させていくか!
いかに従来コストを変えずに付加価値を産み出すか!
工夫を凝らしてチャレンジしたいと思います。(Cadオペ:KS談)